個人事業主(フリーランス)のあなた!
今年もめんどうな確定申告を実施されますよね。
いざやろうとしても経費の種類って多すぎませんか?
「よくわからない」のが本音ではないかと思います。
個人事業主の経費について、こんな疑問や悩みはないですか?
- どんな項目や種類があるの?
- 経費で落とせる項目ってなにがある?
- 経費で落とせるかどうか迷う…。
- 経費を多くして節税メリットを受けたい
- 正直、確定申告を楽に終わらせたい
確定申告のために調べたら項目が多すぎてぶっちゃけパニック!
わかりやすい経費項目一覧や大切な情報だけに絞って知りたいですよね。
そんなあなたに向けて、以下のように情報をまとめて解説していきます。
- 多すぎる経費項目を一覧でまとめました
- 経費で落とせる項目、落とせない項目
- 確定申告でよくある経費の疑問
- 節税メリットも受けて、確定申告を楽にする方法
個人事業主やフリーランス初心者の方にもわかりやすく紹介していきます。
この記事を読めば、確定申告に必要な経費や節税ことについて理解ができます。
確定申告を楽にする方法も紹介しますので、確定申告をのりきりましょう!
確定申告を楽にする代表的な方法が先にチェックできます!
経費の入力がすごく楽になったり、丸投げできるのが魅力!
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確定申告の経費項目一覧(個人事業主)
引用元:国税庁
個人事業主(フリーランス)が確定申告で入力する経費項目一覧表を紹介します。
一般的によく使われる項目一覧です。(「(経費項目=勘定科目」とします)
勘定科目ごとに、どんなものが経費で落とせるのか事例もまとめました。
あくまで「事業の費用」というのが大前提です!
勘定科目 | 具体例 |
租税公課 |
|
荷造運賃 |
|
水道光熱費 |
|
旅費交通費 |
|
通信費 |
|
広告宣伝費 |
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接待交際費 |
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損害保険料 |
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修繕費 |
|
消耗品費 |
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減価償却費 | 高額な固定資産(購入金額10万円以上)を一定期間にわたり計上する費用
(固定資産の例)
|
福利厚生費 | 従業員の慰安、衛生のなどのための費用
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給料賃金 |
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外注工賃 | 外部業者に業務委託した費用
|
利子割引料 |
|
地代家賃 |
|
貸倒金 |
|
雑費 | 必要経費でいずれにも当てはまらない項目 少額で一過性のもの
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車両費・燃料費 |
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賃借・リース料 |
|
支払手数料 |
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専従者給与 | 青色事業専従者に支払う給与
|
確定申告で入力する項目は、種類が多すぎですね。
多すぎて大変ですが、その分経費になりそうな項目も多そうです。
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また、勘定科目の書き方やどこに入力してよいものかよくわからなくなりそうです。
もし、勘定科目の書き方や入力方法で不安を感じた方は、クラウド会計ソフトfreeのような会計ソフトを利用することをおすすめします。
自動仕訳してくれる機能があったり、どこに入力するのかガイド機能があるので作業がかなり楽です。
詳しくはこちらの関連記事で解説しています↓
ご自身で確定申告を実施する場合は、便利なツールを利用してなるべく楽に終わらせましょう!
個人事業主が経費で落とせる項目の考え方
個人事業主(フリーランス )としては、対象になる項目をできるだけ多めに入れたいですよね。
ただし、確定申告では経費として認められない項目もあります。
「認められる」「認められない」項目があることを知っておきましょう!
経費で落とせると勘違いしたままにしないことが大切です。
確定申告で経費として認められるもの
先に紹介した経費項目一覧のものが落とせると考えますが、大切な前提があります。
落とせる項目の考え方として、大原則をしっかり覚えておきましょう。
必要経費は事業所得等の金額の計算においては、経費と事業等との関連性を要し、かつ、家事費排除の原則に従うことになる。
引用元:国税庁「所得税法第37条に規定する直接性に関する一考察」
少し難しいので、ポイントを簡単に紹介したいと思います。
- 事業と直接的に関連しているか
- 家事分(生活費や個人的な支出)ではないか
- 収入(売上)と対応しているか
この大原則にもとづいて項目一覧のものを経費で落としましょう!
確定申告で認められるには、以下のような考え方も大切です。
- 事業に関連するものだと胸を張って言える
- 生活費や個人的な遊び代は当然認められない
- 事業の業種によっては、落ちる経費と落ちない経費がある
明確な答えが無いことろなので難しいところですが、何事も適正範囲にしましょう!
どうにも自信がない方は、専門家にお任せすることをおすすめします。
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確定申告で経費として認められない項目一覧
確定申告では、経費にならない項目もあるので注意が必要です。
経費にできない項目一覧もまとめてみました。
基本的には、事業と関係のない生活用のものが落ちないという考え方です。
項目 | 具体例 |
事業主自身
家族や親族のための支払 |
|
事業主の税金※ |
|
事業に無関係な支払い |
|
罰則金・反則金
その他 |
|
参考:国税庁 | やさしい必要経費の知識 |
※個人事業主で、経費になる税金(租税公課)と経費にならない税金(事業主貸)があります。
どういった税金種類が落とせるのかを、別記事で解説しています↓
確定申告で個人事業主が経費にならない項目を入力しないように注意しましょう。
間違った項目を入力して、税務調査でペナルティを受けたくはないですしね。
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経費として認められない?確定申告の疑問を解消!
個人事業主は、確定申告で経費にしてもよいか迷うことってたくさんあると思います。
ここでは、いくつかのケースを紹介します。フリーランスの方も必見です。
レシート(領収書)がないときの裏ワザ
個人事業主やフリーランスの方で、レシート(領収書)を紛失してしまうケースがあると思います。
再発行などができればよいのですが、それもできなかった場合に諦めることが多いですよね。
そんな時に、経費として認めてもらえる可能性のある裏ワザをご紹介します。
- クレジットカード明細を保存しておく
- 電子マネーやICカードの利用明細
- 請求書、納品書、メールを探す
- 出金伝票で記録を残しておく
特に、出金伝票で記録しておくのは裏ワザ的です。
【出金伝票に記録する時の注意点】
- 帳簿及び請求書等の記載事項をもれなく記入
- 仕入れ税額控除の特例的な扱い要件をよく確認
参考:国税庁仕入税額控除のために保存する帳簿及び請求書等の記載事項
参考:国税庁仕入税額控除をするための帳簿及び請求書等の保存
ただし、ぶっちゃけ経費の裏ワザなので、絶対に税務署が認めてくれるとは限りませんので注意してください。
どうにも自信がない方は、専門家にお任せすることをおすすめします。
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家賃やガソリン代を経費にする方法
個人事業主の確定申告で家賃は経費にできるのでしょうか。
結論を言うと、家事按分という考え方で一部経費にできます。
例えば、個人事業主で自宅兼事務所としている方の場合を挙げましょう。
在宅フリーランスさんは、対象者は多いかもしれませんね。
以下の項目が経費になる可能性があります。
支払いの中で生活用と事業用で合算されている場合に、事業使用部分のみを按分して計算。
- 地代家賃…事業として使用している床面積割合などで按分
- 水道光熱費…電気代などを使用時間などの割合で按分
- 通信費…ネット使用料、スマホ代(携帯)など使用時間などの割合で按分
- 車両費…ガソリン代などを走行距離などで割合按分
明確な計算基準を持ち、生活用の部分は経費にしないことがポイントです。
家事按分は、確定申告の節税裏ワザとしてよく紹介されています。
節税に興味のある方は、関連記事で詳しく解説しています↓
スーツって経費になる?
個人事業主の確定申告でスーツは経費になるのでしょうか。
結論を言うと、現状では認められない可能性が高いでしょう。
数年前にテレビで、芸能人が捕まったというニュース報道されてましたね。
もちろん、業種によっては認められることもあるかもしれません。
しかし、スーツが無くても事業はできますよねと考えられています。
普段着でも着ることができるため、経費としては難しいでしょう。
経費で落ちるかどうかの判断は、経験者の書籍などから探っていく方が無難です。
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経費として認められなかった場合
税務調査が入って、経費として認められなかった場合はどうなるのか気になります。
税務調査では、過去の確定申告を3期分ほど調査されて経費を否認される可能性もあります。
否認された場合は、ペナルティとして以下の税金を納付することが必要です。
- 本税(否認された経費に対しての本来の税金)
- 過少申告加算税
- 延滞税
- 重加算税
経費として認められなかった場合は、余分なペナルティ税金を払うリスクがあります。
それだけではなく、それ以後の確定申告も税務署から目を付けられる可能性もあります。
ルールを無視して適当に経費を落としまくったり、違法にあたる節税は絶対にやめましょうね。
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税務調査が来ても、一緒に立ち会って税務署と戦ってくれます。
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経費の節税メリットを受けるためには?
個人事業主(フリーランス )が、経費で落ちるものを正しく理解する方法を紹介します。
正しく理解することが、節税メリットを最大限にできるのでぜひ活用してくださいね。
国税庁の動画で勉強する
そもそも確定申告のことがよくわからないという方は勉強しましょう!
個人事業主(フリーランス)向けに国税庁がわかりやすいYouTube動画をアップしています。
わからないからと言って経費を適当に入れてしまう前に、一度勉強することをおすすめします。
無料ですし、節税メリットを受ける第一歩です!!
確定申告のやり方やわかりやすい動画はこちら↓
節税の本で勉強する
経費で落ちるものを最大限に節税に活かすには、節税の本もあわせて勉強すると効果的です。
実際に確定申告を経験した人たちが、経費のことから節税裏ワザまで解説しています。
税理士、元税務署の職員、現役フリーランスが著者なので、リアルな知識を知ることができます。
低コストでぶっちゃけ話や裏ワザを知ることで、節税メリットを受けちゃいましょう!
おすすめの節税の本はこちらで紹介しています↓
会計ソフトで正しく経費をまとめる
個人事業主が経費を正しくまとめるには、会計ソフトは必須ツールと言えます。
項目一覧を見てもらったとおり、種類が多すぎて手書きではうまくまとめきれません。
手書きで確定申告を実施する方は、以下の問題に直面してないでしょうか。
- 経費種類は多すぎてわからない
- どこに入力したらよいかわからない
- どうやって書いていいかわからない
- 経費に入れるのを忘れてしまった
- 合計額を計算ミスしてしまった
- 書き損じで一から作り直しだ…。
会計ソフトで入力すれば、確定申告の提出書類を簡単に作成してくれます。
計算ミスもありませんし、サポート機能もしっかりしています。
経費を正しくまとめて節税メリットを受けるには、作業環境もしっかりと整えましょう。
おすすめの会計ソフトはこちらで解説しています↓
税理士に相談をする
確定申告のことも経費のことも正直さっぱりわからない方への最終手段です。
税金、経費、節税、税務調査などすべてに精通しているプロにお任せすればすべて解決!
確定申告が自力でできないと諦めるまえに、プロに相談しましょう!
税理さんに依頼すれば、税金や確定申告に対するすべての悩みを気軽に相談できます。
節税についてもバッチリサポートしてくれて、節税メリットもしっかり受けられるでしょう!
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確定申告の経費項目一覧を作成(個人事業主向け)のまとめ
確定申告の経費項目一覧を中心に、確定申告の経費について解説してきました。
経費で落ちる項目、落ちない項目、困った時の解決策についてご理解いただけたと思います。
最後に今回の内容をもう一度おさらいしましょう。
- 経費項目の種類はとても多くある
- 経費で落ちる項目と落ちない項目がある
- 経費は事業と直接関係しているかが大切
- レシート(領収書)を紛失しても対策はできる
- 家事按分で家賃などを一部経費にできる
- 税務調査で経費が認められないとペナルティ
- 経費を正しく入れて節税メリットを受ける
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ここまで読んで、もうお手上げだという方は専門家に依頼すると確定申告が楽に終わります。
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確定申告を詳しく知りたい方は関連記事を参考にしてください↓
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個人事業主の節税裏ワザ!税金対策14選はフリーランスも必見!
確定申告のやり方を初心者にわかりやすく解説!動画で国税庁が教えてくれる!
【参考:経費項目一覧】
勘定科目 | 具体例 |
租税公課 |
|
荷造運賃 |
|
水道光熱費 |
|
旅費交通費 |
|
通信費 |
|
広告宣伝費 |
|
接待交際費 |
|
損害保険料 |
|
修繕費 |
|
消耗品費 |
|
減価償却費 | 高額な固定資産(購入金額10万円以上)を一定期間にわたり計上する費用
(固定資産の例)
|
福利厚生費 | 従業員の慰安、衛生のなどのための費用
|
給料賃金 |
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外注工賃 | 外部業者に業務委託した費用
|
利子割引料 |
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地代家賃 |
|
貸倒金 |
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雑費 | 必要経費でいずれにも当てはまらない項目 少額で一過性のもの
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車両費・燃料費 |
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賃借・リース料 |
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支払手数料 |
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専従者給与 | 青色事業専従者に支払う給与
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