サイクリングを始める時は、たくさんの不安や疑問があると思います。
ロードバイク選びで失敗したくない、サイクリングを始めたばかりで不安…。
心細い思いをしている初心者の方はたくさんいて、あなたもその1人ではないでしょうか。
例えば、以下のようなお悩みはありませんか?
- サイクリングを始めるために覚えておくべきことはある?
- ロードバイク初心者なので、基礎知識を覚えたい
(選び方、保管、メンテナンス、走り方)
この記事では、「ロードバイクやサイクリング初心者が覚えること」についてご紹介します。
「ロードバイク初心者が覚えること」を理解すれば、気持ちよくサイクリングができるでしょう。
ロードバイクに初めて乗るときの注意点も解説しますのでぜひ参考にしてください。
ロードバイク歴7年の筆者が、初心者の頃に失敗した経験をもとに解説します。
プロとしてロードバイクに乗っていたわけではないですが、だからこそサイクリング初心者の皆さんに寄り添える記事となっています。
最後まで読んで、快適なサイクリングを楽しんでくださいね。
ロードバイク初心者が覚えること
ロードバイク初心者が覚えることについてご紹介します。
ロードバイクの選び方を覚える
まずはロードバイクの選び方を覚えましょう。
ロードバイクの選び方を4つご紹介します。
- 予算を決める
- ロードバイク各メーカーの特徴を知る
- フレーム素材を決める
- コンポーネントを選ぶ
選び方のポイントをおさえて、あなたにぴったりのロードバイクを選びましょう。
予算を決める
まずはロードバイク購入の予算を決めましょう。
サイクリング初心者がロードバイク選びに迷わないため、先に予算を決めると判断しやすいです。
ロードバイクは一般的な自転車(ママチャリ)と違って高額で、初心者向けからプロ向けまで非常に多くのラインナップがあります。
グレードに応じて各メーカーが数多くのロードバイクを揃えていますので迷ってしまいますよね。
初心者向けで、なおかつ性能がしっかりしたものだと20万円前後の価格帯でロードバイクを選ぶといいです。
特に初心者がロードバイク選びに迷わないために、まずは予算から考えましょう。
各メーカーの特徴を知る
多くのメーカーがありますが、代表的なメーカーをご紹介します。
TREKトレック
TREKトレックは、米国メーカーで、高い技術力に定評があります。
シンプルで洗礼されたデザインが特徴的。
宇宙工学や航空工学の技術を応用しているのことでも有名で、高い技術力がうかがえます。
Bianchiビアンキ
Bianchiビアンキは、「ビアンキカラー」と呼ばれる明るいグリーン色が特徴的。
とてもかっこいいです!!
高いデザイン性だけでなく、性能が良いため初心者から上級者まで愛用者が多くいます。
筆者もビアンキカラーに一目惚れし、ビアンキのロードバイクが愛車です。
GIANTジャイアント
GIANTジャイアントは、台湾メーカーで、リーズナブルなものが多く初心者から人気。
ロードバイクも初心者向けのラインナップが充実しています。
メーカーとしては後発ですが、特に初心者層からの人気を得ています。
いまや一大メーカーへと急激に成長しました。
cannondaleキャノンデール
cannondaleキャノンデールは、何と言ってもアルミフレームが最大の強みです。
ユーザーからもアルミフレームの定評があります。
街中で見かけるアルミフレームのロードバイクはキャノンデールが非常に多く感じます。
フレーム素材を決める
ロードバイクのフレーム素材は3種類に分けられます。
- クロモリ(スチール):衝撃吸収に優れるが、重量が重くサビに弱い
- アルミ:安価で軽いが、衝撃吸収が劣る
- カーボン:非常に軽く衝撃吸収に優れるが、高価
できればカーボンフレームを選びたいところですが、自身の予算と相談して判断しましょう。
コンポーネントを選ぶ
ギア、変速機やブレーキなどのことで、駆動に欠かせないパーツです。
2大ブランドとして、シマノとカンパニョーロがあります。
参考として、シマノのコンポーネントをグレード順に紹介すると、
- CLARIS(クラリス)
- SORA(ソラ)
- TIAGRA(ティアグラ)
- 105(イチマルゴ)→おすすめ!
- UKTEGRA(アルテグラ)
- DURA-ACE(デュラエース)→最上位!
となります。
最上位のDURA-ACEデュラエースはプロも使っているものです。
初心者の方には価格と性能面から考えて105がおすすめ!!
ロードバイクの保管方法を覚える
次に、ロードバイクの保管方法を覚えましょう。
ロードバイクの保管方法は、室内保管がベストです。
最大の目的は盗難防止のためです。
実は筆者は、サイクリング初心者の頃にロードバイクが盗まれてしまった経験があります。
高価なロードバイクが盗難にあった時の精神的ダメージは相当なものです。
「怒りや悲しみ、後悔、恨みつらみ、喪失感」によって1か月程は立ち直れませんでした。
また、直射日光によるダメージを避けるほか、風による転倒でロードバイクに傷がついたり、パーツが壊れたりするのを防ぐためでもあります。
やむを得ずロードバイクを屋外で保管する場合は、盗難対策のためしっかり施錠して、自転車用カバーで覆うのを忘れずにしましょう。
ロードバイクのメンテナンスを覚える
ロードバイクのメンテナンスについて覚えましょう。
ロードバイクのメンテナンスにおいて、特にこまめにチェックすべきことを2つ挙げます。
初心者の方にも簡単にできるメンテナンスなのでしっかり覚えておきましょう。
- 空気圧をこまめにチェックする
- チェーンに注油する
空気圧をこまめにチェックする
タイヤの空気圧をこまめにチェックするようにしましょう。
ロードバイクのタイヤは、ママチャリよりも高い空気圧を入れるものがほとんどです。
空気がないとパンクしやすくなり、スピードが出にくくなる原因になります。
最適な空気圧で快適なサイクリングにしましょう。
チェーンに注油する
チェーンに油が足りているかこまめに点検しましょう。
チェーンの状態が悪いままだと、スムーズな変速が妨げられ、思うようなサイクリングができなくなります。
チェーンを清潔に保ち、こまめに注油するようにしましょう。
これらのメンテナンスが自力で難しい場合は、サイクルショップに相談するとよいです。
購入したサイクルショップでアフターサービスを行っているところもあります。
定期的なメンテナンスを心掛けてロードバイクに愛を注ぎましょうね。
ロードバイクで走る時の基礎知識を覚える
ロードバイク初心者が、いざ走る時に知っておきたい基礎知識を覚えましょう。
ロードバイクで走るときの基礎知識として、初心者向けに3つのポイントをご紹介します。
- 車道の左側を走る
- 段差の多い場所は要注意
- ブレーキを引きすぎない
車道の左側を走る
ロードバイクでのサイクリングは、車道の左側を走ると覚えましょう。
歩道を走ったり、逆走したりするのは危険ですのでNGです。
道路交通法においても、ロードバイクを含む自転車は車道を走ることとなっています。
段差の多い場所は要注意
ブロックが敷かれたような道や路上の凹凸など、段差がある場所は注意して走りましょう。
ロードバイクでの高速走行中に段差があると、非常に大きな衝撃が伴い、パンクの原因になります。
マンホールや段差の上を走る際は特に注意しましょう。
サイクリングでは極力段差は避けるようにし、避けきれない場合はサドルから腰を浮かして衝撃を逃がすようにすると良いです。
ブレーキを引きすぎない
ロードバイクのサイクリングにおいて、ブレーキの引きすぎには注意しましょう
強いブレーキによってタイヤがロックし、転倒のリスクがあるからです。
特にフロントブレーキは制動力が強いため、強くブレーキしないよう注意が必要です。
ロードバイクの前傾姿勢に慣れない初心者の方は、フロントブレーキの引きすぎでつんのめってしまって転倒することがあります。
さらに雨の日はタイヤがロックしやすいため、その点も留意しましょう。
ロードバイク初心者が覚えることまとめ!
ここまで「ロードバイク初心者が覚えること」についてご紹介しました。
サイクリングを始めるにおいて「初心者が覚えること」をご理解頂けたと思います。
最後におさらいをするので、復習して快適なロードバイクライフを送りましょう。
ロードバイクの選び方で覚えることは以下の4つです。
- 予算を決める(20万円くらいが目安)
- 様々なメーカーの特徴を知って、お気に入りのロードバイクを見つけよう
- フレーム素材(クロモリ、アルミ、カーボン)を決めよう
- コンポーネントの種類を覚えて、どれがいいか判断しよう
また、ロードバイクの保管方法は室内保管が正解です。
盗難防止とロードバイクへのダメージを配慮するためでしたね。
ロードバイクのメンテナンスで覚えることは以下の2つです。
- 空気圧をこまめにチェックする
- チェーンに注油する
ロードバイクで走る時の基礎知識として覚えることは以下の3つです。
- 車道の左側を走る
- 段差の多い場所は要注意
- ブレーキを引きすぎない
以上、「ロードバイク初心者が覚えること」についてまとめました。
ちなみにですが、サイクリングの持ち物も万全にしておくことも大切です!
楽しく快適なサイクリングに行くために、必須の持ち物を詳しく解説しています。↓
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